タイ工業景況感、10カ月ぶり高水準も貿易リスクが懸念材料に
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タイの産業団体は、水曜日のデータで産業景況感が10ヶ月ぶりの高水準となり、首相が中央銀行への利下げ要請を繰り返したにもかかわらず、世界的な貿易リスクに対抗するため、政府による更なる支援を望んでいると述べた。写真は2024年12月、バンコクで撮影(2025年 ロイター/Patipat Janthong)
[バンコク 19日 ロイター] - タイの産業団体は、水曜日のデータで産業景況感が10ヶ月ぶりの高水準となり、首相が中央銀行への利下げ要請を繰り返したにもかかわらず、世界的な貿易リスクに対抗するため、政府による更なる支援を望んでいると述べた。タイ工業連盟は、1月の工業景況感指数が政府の景気刺激策や輸出、観光に後押しされ、12月の90.1から91.6と10ヶ月ぶりの高水準になったと発表した。
しかし、ドナルド・トランプ米大統領の通商政策をめぐる不透明感は、その後景況感に影響を及ぼし、中国製品の流入や家計負債の高止まりから産業界が直面している課題に拍車をかけているという。
FTIのアピチット・プラソプラット副会長は、「政府はセーフガードの導入をもう少し早めなければならない」と述べた。
ペトンタール・チナワット首相はビジネスフォーラムで、政府投資を加速させれば、今年の成長率目標3%を達成するための活動と雇用創出が促進されると語り、中央銀行は国民を助けるために金利を引き下げるべきだと述べた。
火曜日に彼女は、政府は今年3.5%の成長を推進し、中央銀行とより緊密に協力することを求めると述べていた。 東南アジア第2位の経済大国であるタイの2024年の成長率は2.5%で、同地域の同業他社に遅れをとっている。
タイ中銀は2月26日に政策設定を見直す。前回12月の会合では、10月のサプライズ利下げ後、金利は据え置かれた。
タイ中銀総裁は先月ロイターに対し、成長率が政府目標を下回る可能性があるにせよ、家計債務が高いことを考慮すれば、政策金利は引き続き適切であると述べた。これとは別に、国家経済社会開発評議会のダヌチャ・ピチャヤナン代表は、トランプ大統領の通商政策の影響から経済を守るには、十分な準備が重要だと述べた。
政府は、タイの対米貿易黒字が関税のターゲットになることを懸念している。
「貿易の変動にうまく備えることができれば、タイ経済は予想以上に成長すると思います」とダヌチャ氏は語った。
月曜日、NESDCは今年の経済成長率について2.3%から3.3%の予想レンジを維持すると発表した。
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