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スイス中銀、世代交代でも政策変わらず 物価安定にコミット=理事
2025年02月14日(金)14時40分
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2月14日、スイス国立銀行(中央銀行)のペトラ・チュディン理事は、中銀トップが世代交代しても物価安定を維持する責務に変わりはないと述べた。スイス中銀、ベルンで先月29日撮影(2025年 ロイター/Denis Balibouse)
[チューリヒ 14日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行)のペトラ・チュディン理事は、中銀トップが世代交代しても物価安定を維持する責務に変わりはないと述べた。
スイス中銀は昨年9月、ジョルダン総裁が退任し、シュレーゲル副総裁が昇格した。チュディン氏とアントワーヌ・マルティン氏も理事会に加わった。
チュディン氏はスイス紙ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥングのインタビューで「任務や手段、プロセスは同じままだ」と述べ、物価安定が中銀の最も重要な責務だと強調した。
外貨の購入や売却など目標を達成するために使用する「ツールボックス」が中銀にはあると説明。「重要なのはインフレが中期的に望ましい水準にあることだ」と語った。