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豪「中国戦闘機が至近距離でフレア発射」、南シナ海巡り懸念表明

2025年02月13日(木)18時17分

 2月13日、マールズ豪国防相(写真左)は、南シナ海で11日に自国の哨戒機に対する中国戦闘機の「安全ではない」行動があったとして懸念を示した。2月7日、ワシントンで撮影(2025年 ロイター/Nathan Howard)

[シドニー 13日 ロイター] - マールズ豪国防相は13日、南シナ海で11日に自国の哨戒機に対する中国戦闘機の「安全ではない」行動があったとして懸念を示した。スカイ・ニュース・オーストラリアとのインタビューで語った。

オーストラリア空軍の哨戒機「P8Aポセイドン」が国際海域で定期的なパトロールを行っていたところ、中国人民解放軍の戦闘機「J16」が30メートル以内の至近距離でフレア(火炎弾)を発射したという。

在キャンベラ中国大使館からは今のところコメントを得られていない。

豪国防省はまた、中国海軍の任務群がオーストラリア北方で活動していると指摘。マールズ氏は「この任務群の行動を注視している」と述べた。

同省は、オーストラリアは航行と上空飛行の自由を行使する全ての国の権利を尊重しており、他国にもオーストラリアによる権利行使を尊重することを期待するとの声明文を出した。

ロイター
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