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英GDP、第4四半期は前期比+0.1% 予想外のプラス成長
2025年02月13日(木)18時01分
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2月13日、英国立統計局(ONS)が発表した2024年第4・四半期の国内総生産(GDP)は前期比0.1%増と、予想外のプラス成長となった。写真は、ロンドンの金融街。2024年7月、ロンドンで撮影(2025年 ロイター/Hollie Adams)
David Milliken Andy Bruce
[ロンドン 13日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が13日発表した2024年第4・四半期の国内総生産(GDP)は前期比0.1%増と、予想外のプラス成長となった。
ロイターがまとめた市場予想は0.1%減だった。
12月のGDPは前月比0.4%増。予想の0.1%を大幅に上回った。
ただ、人口の増加を調整した国民1人当たりのGDPは前期比0.1%減。生活水準と財政への圧力が続いていることが浮き彫りになった。
24年通年のGDPは0.9%増だった。
英国は24年上半期に緩やかな経済成長を記録したが、下半期に入り景気は鈍化。第3・四半期はゼロ成長だった。
企業は昨年10月末発表の予算案に国民保険料の雇用主負担引き上げが盛り込まれたことを受けて、人員削減や値上げの計画を発表している。