米国との鉱物資源協定は「安保の盾」、財務長官がウクライナ訪問
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ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問している米国のベッセント財務長官(左)は12日、両国間の鉱物資源に関する協定はロシア・ウクライナ戦争終結後のウクライナにとって「安全保障の盾」になるとの考えを示した。同日撮影(2025年 ロイター/Valentyn Ogirenko)
Tom Balmforth Max Hunder Yuliia Dysa
[キーウ 12日 ロイター] - ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問している米国のベッセント財務長官は12日、両国間の鉱物資源に関する協定はロシア・ウクライナ戦争終結後のウクライナにとって「安全保障の盾」になるとの考えを示した。ウクライナのゼレンスキー大統領は同協定を巡る数日以内の合意に期待を示している。
ベッセント長官はトランプ米政権の閣僚として初めてウクライナを訪問。トランプ氏はこれまでウクライナに対する軍事支援継続について明言を避ける一方、米国の支援には「保証」が必要とし、ウクライナから5000億ドル相当のレアアース(希土類)を確保したい意向を示している。
ゼレンスキー氏は記者団に対し、この日に米国から最初の協定草案の提示を受け、ウクライナ政府が現在、検証していると明らかにした。「生産的で建設的な協議を行った。ウクライナにとって安全保障保証の問題は極めて重要だ。鉱物資源全般についても話し合った」とし、協定を巡り、14─16日に開かれるミュンヘン安全保障会議で合意できると期待していると述べた。
ゼレンスキー氏はミュンヘンで米国のバンス副大統領と会談を行う。
ベッセント長官はウクライナとの鉱物資源協定について「トランプ大統領が構想する大きな和平協定の一部」とし、自身がウクライナを訪問したことは、ロシア・ウクライナ戦争がトランプ政権にとって最優先課題であることを示していると言及。「ウクライナとのパートナーシップを通して経済的な関与を深めることで、戦争終結後に全てのウクライナ国民に長期的な安全保障の盾を提供する」と語った。
ベッセント長官とゼレンスキー大統領の共同記者会見の終了直後、トランプ大統領はロシアのプーチン大統領と電話会談を行ったと表明。戦争終結について話し合うため「長時間にわたる生産的な電話会談」を行ったと明らかにした。トランプ氏はその後、ゼレンスキー氏とも電話会談を行った。
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