ニュース速報
ワールド

米地裁、政府効率化省による政府決済システムへのアクセス阻止

2025年02月10日(月)13時44分

 2月8日、米ニューヨーク州南部連邦地裁のエンゲルマイヤー判事は、政府効率化省による財務省の決済システムへのアクセスを阻止する命令を出した。同システムへのアクセスに反対するデモ隊、ワシントンの財務省前で4日撮影(2025年 ロイター/Kent Nishimura)

Nate Raymond

[8日 ロイター] - 米ニューヨーク州南部連邦地裁のエンゲルマイヤー判事は8日、実業家イーロン・マスク氏率いる「政府効率化省」による財務省の決済システムへのアクセスを阻止する命令を出した。機密情報が不適切に開示される恐れがあるとしている。

同システムは数兆ドルの支払いを処理している。米19州の民主党系司法長官が政府効率化省には決済システムにアクセスする法的権限がないと主張、7日に合同で提訴していた。

命令が出された数時間後、マスク氏はXに「完全に狂っている」と投稿した。

訴訟で州司法長官側は、政府効率化省による決済システムへのアクセスは「州とその住民のための膨大な資金を危険にさらす巨大なサイバーセキュリティー上のリスクをもたらす」と指摘した。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ハマス、15日予定の人質解放を延期 イスラエルが停

ビジネス

貿易戦争、ユーロ圏のインフレ見通しをより不透明に=

ビジネス

金、2900ドルの大台超え 米の新関税発動にらみ安

ワールド

インド「非常に高い」関税を賦課、モディ首相訪米控え
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:中国経済ピークアウト
特集:中国経済ピークアウト
2025年2月11日号(2/ 4発売)

AIやEVは輝き、バブル崩壊と需要減が影を落とす。中国「14億経済」の現在地と未来図を読む

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「だから嫌われる...」メーガンの新番組、公開前から大炎上の納得理由
  • 2
    極めて珍しい「黒いオオカミ」をカメラが捉える...ポーランドで発見
  • 3
    メーガン妃の最新インスタグラム動画がアメリカで大反発を買う...「イメージアップを図るため」
  • 4
    iPhoneで初めてポルノアプリが利用可能に...アップル…
  • 5
    研究者も驚いた「親のえこひいき」最新研究 兄弟姉…
  • 6
    36年ぶりの「絶頂シーン」...メグ・ライアンの「あえ…
  • 7
    Netflixが真面目に宣伝さえすれば...世界一の名作ド…
  • 8
    ウクライナ戦争終結めぐる「見返り要求」に、ゼレン…
  • 9
    イスラム×パンク──社会派コメディ『絶叫パンクス レ…
  • 10
    駆逐艦から高出力レーザー兵器「ヘリオス」発射...ド…
  • 1
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 2
    「体が1日中だるい...」原因は食事にあり? エネルギー不足を補う「ある食品」で賢い選択を
  • 3
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」を予防するだけじゃない!?「リンゴ酢」のすごい健康効果
  • 4
    教職不人気で加速する「教員の学力低下」の深刻度
  • 5
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 6
    戦場に響き渡る叫び声...「尋問映像」で話題の北朝鮮…
  • 7
    Netflixが真面目に宣伝さえすれば...世界一の名作ド…
  • 8
    研究者も驚いた「親のえこひいき」最新研究 兄弟姉…
  • 9
    メーガン妃の最新インスタグラム動画がアメリカで大…
  • 10
    「嫌な奴」イーロン・マスクがイギリスを救ったかも
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 5
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のア…
  • 6
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 7
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀…
  • 8
    失礼すぎる!「1人ディズニー」を楽しむ男性に、女性…
  • 9
    世界初の研究:コーヒーは「飲む時間帯」で健康効果…
  • 10
    戦場に「杖をつく兵士」を送り込むロシア軍...負傷兵…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中