伊首相が検察捜査対象に、ICC逮捕状のリビア警察幹部釈放巡り
1月28日、イタリアのメローニ首相(写真)は、国際刑事裁判所(ICC)が人道に対する罪などで逮捕状を出していたリビア人の警察幹部を釈放したことで、自身がイタリア検察の捜査対象になっていると明らかにした。ローマで2024年5月撮影(2025年 ロイター/Remo Casilli)
[ローマ 28日 ロイター] - イタリアのメローニ首相は28日、国際刑事裁判所(ICC)が人道に対する罪などで逮捕状を出していたリビア人の警察幹部を釈放したことで、自身がイタリア検察の捜査対象になっていると明らかにした。
殺人、拷問、レイプなどの容疑でICCが逮捕状を出したのはリビア人のオサマ・エルマスリー・ニジェーム氏。イタリア側はニジェーム氏の身柄を北部トリノで拘束した数日後に釈放し、政府機でリビアに帰国させた。
ICCは、釈放に関して事前に相談がなかったとしてイタリア政府に説明を求めている。
こうした中でメローニ氏はソーシャルメディアに、犯罪ほう助や公金の不正利用などの疑いで、ピアンテドージ内相ら他の閣僚3人とともに自らが捜査対象にされたと投稿した。
内相は先週、ニジェーム氏を釈放後速やかに帰国させたことに関して「安全保障上の理由」と発言している。
メローニ氏は、ニジェーム氏の釈放と帰国に伴うイタリア政府機利用は不適切だと弁護士の1人が申し立てたことが捜査につながったとの見方を示した上で「脅迫に屈するつもりはない」と語った。
イタリア政府はこれまで、リビアからの移民希望者の流入を防止する面で、リビアの治安当局の協力に大きく依存してきた。
一方、イタリアで包括的な司法制度改革を推進する政府と司法部門が対立関係にある点から、メローニ氏支持者からは今回の捜査が政治的動機に基づいていると非難する声も出ている。
-
外資系顧客向けシステムエンジニア/システムインテグレータ・ソフトハウス
株式会社リファルケ
- 東京都
- 年収450万円~1,260万円
- 正社員
-
転勤無し/税務マネージャー「東京」年収~1000万円「世界5大会計事務所/外資クライアントメイン/在宅勤務有」
BDO税理士法人
- 東京都
- 年収600万円~1,000万円
- 正社員
-
転勤無し/外資系クラウドシステムの既存顧客担当営業「東京/大手中堅」
株式会社コンカー
- 東京都
- 年収800万円~1,500万円
- 正社員
-
外資製薬会社向けCRMシステムの運用保守支援/最寄り駅から徒歩10分圏内/経験者優遇/データ入力業務あり/年間休日最大125日
株式会社ビーネックステクノロジーズ
- 東京都
- 月給21万2,000円~55万円
- 正社員