米からの強制送還者乗せた空軍機、コロンビア着 201人が帰国

コロンビア政府は２８日、米国からの強制送還者を乗せた２機のコロンビア空軍機が首都ボゴタに到着したと発表した。写真は同日、コロンビアのエルドラド国際空港で撮影（２０２５年　ロイター/Luisa Gonzalez）

［ボゴタ　２８日　ロイター］ - コロンビア政府は２８日、米国からの強制送還者を乗せた２機のコロンビア空軍機が首都ボゴタに到着したと発表した。トランプ政権がコロンビア国民に対するビザ制限などの措置を解除する道を開いた。

コロンビア外務省によると、カリフォルニア州サンディエゴ発の飛行機で１１０人、テキサス州エルパソ発の飛行機で９１人が帰国した。

コロンビアのペトロ大統領は当初、米国から強制送還された不法移民を乗せた軍用機の着陸を拒否。これを受けトランプ大統領は２５％の関税や制裁などの報復措置を取ると表明していた。

その後米ホワイトハウスは、コロンビアが送還者受け入れに同意したとし、一転して制裁と関税を停止すると発表した。