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印ディーラー向け乗用車販売、昨年は4.2%増 4年ぶり低い伸び

2025年01月15日(水)12時55分

インド自動車工業会(SIAM)が14日発表した統計によると、2024年の乗用車のディーラー向け販売台数は前年比4.2%増となり、4年ぶりの低い伸びにとどまった。高インフレの中で、新車需要が冷え込んだ。写真はインドのチャカンにある製造工場内の組み立てラインにあるマヒンドラの自動車で2016年9月に撮影(2025年 ロイター/Danish Siddiqui)

[14日 ロイター] - インド自動車工業会(SIAM)が14日発表した統計によると、2024年の乗用車のディーラー向け販売台数は前年比4.2%増となり、4年ぶりの低い伸びにとどまった。高インフレの中で、新車需要が冷え込んだ。

小型車、セダン、スポーツタイプ多目的車(SUV)を含む乗用車の販売台数は、23年の411万台から24年は427万台に増え、過去最高を記録した。

ただ、小型車の販売台数は、価格が対象とする顧客の所得水準を上回ったため、14.4%減少した。一方、SUVと大型車は16.8%増えたが、23年の22%増から伸びは鈍化した。

インドでは小型車が販売台数全体の3分の1を占め、残りをSUVと他の大型車が占めている。

メーカーとディーラーは24年後半に大幅な値引きを余儀なくされた。

アナリストは25年の販売台数について、新型車の発売による需要拡大と金利引き下げへの期待から、伸びが加速すると予想している。

ロイター
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