ニュース速報
ワールド

EU、ロシア産アルミ禁輸提案へ 制裁第16弾で=外交筋

2025年01月15日(水)10時36分

欧州委員会はウクライナ侵攻を巡る対ロシア制裁第16弾として、ロシア産アルミ地金の輸入禁止を提案する方針。欧州連合(EU)外交筋が14日明らかにした。写真は2024年7月、ロシアのクラスノヤルスクで撮影(2025年 ロイター/Alexander Manzyuk)

Julia Payne

[ブリュッセル 14日 ロイター] - 欧州委員会はウクライナ侵攻を巡る対ロシア制裁第16弾として、ロシア産アルミ地金の輸入禁止を提案する方針。欧州連合(EU)外交筋が14日明らかにした。

EU諸国は侵攻開始から3年となる来月に制裁第16弾を承認することを目指している。

関係筋によると、欧州委は14日に加盟各国と非公式会合を開き、制裁案の詳細を協議した。関係者の1人は、輸入禁止が段階的に導入されるとの見方を示した。

EU10カ国は昨年末、アルミニウムなどの金属を含め、ロシアの貿易に追加制裁を科すことを提案していた。

EUは既にアルミ線やアルミ管などアルミ製品を禁止対象にしているが、これらはEUのアルミ輸入の15%に満たない。

米英は昨年、ロシア産金属の輸入を禁止したがEUは一部加盟国の反対を受けて禁止を見送った。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

日経平均は5日続落、金利上昇を嫌気 日銀利上げへの

ワールド

韓国大統領、取り調べで沈黙を守る=捜査当局

ビジネス

午後3時のドルは157円前半へ下落、日銀総裁発言「

ビジネス

12月工作機械受注は前年比11.2%増、3カ月連続
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプ新政権ガイド
特集:トランプ新政権ガイド
2025年1月21日号(1/15発売)

1月20日の就任式を目前に「爆弾」を連続投下。トランプ新政権の外交・内政と日本経済への影響は?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 3
    メーガン妃のNetflix新番組「ウィズ・ラブ、メーガン」がSNSで大反響...ヘンリー王子の「大惨敗ぶり」が際立つ結果に
  • 4
    「日本は中国より悪」──米クリフス、同業とUSスチ…
  • 5
    ド派手な激突シーンが話題に...ロシアの偵察ドローン…
  • 6
    大麻は脳にどのような影響を及ぼすのか...? 高濃度の…
  • 7
    日鉄はUSスチール買収禁止に対して正々堂々、訴訟で…
  • 8
    TikTokに代わりアメリカで1位に躍り出たアプリ「レ…
  • 9
    【随時更新】韓国ユン大統領を拘束 高位公職者犯罪…
  • 10
    ロシア軍高官の車を、ウクライナ自爆ドローンが急襲.…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 3
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分からなくなったペットの姿にネット爆笑【2024年の衝撃記事 5選】
  • 4
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 5
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
  • 6
    ロシア兵を「射殺」...相次ぐ北朝鮮兵の誤射 退却も…
  • 7
    睡眠時間60分の差で、脳の老化速度は2倍! カギは「…
  • 8
    装甲車がロシア兵を轢く決定的瞬間...戦場での衝撃映…
  • 9
    トランプさん、グリーンランドは地図ほど大きくない…
  • 10
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命をもたらす可能性も【最新研究】
  • 3
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 4
    夜空を切り裂いた「爆発の閃光」...「ロシア北方艦隊…
  • 5
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が…
  • 6
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──…
  • 7
    TBS日曜劇場が描かなかった坑夫生活...東京ドーム1.3…
  • 8
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分か…
  • 9
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 10
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中