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韓国輸入価格、12月は前年比7.0%上昇 5カ月ぶり高い伸び

2025年01月15日(水)09時12分

1月15日、韓国銀行(中央銀行)が発表した12月の輸入価格指数(ウォン建て)は前年同月比7.0%上昇した。写真はウォン紙幣と韓国旗のイメージ。2017年5月撮影(2025年 ロイター/Thomas White)

[ソウル 15日 ロイター] - 韓国銀行(中央銀行)が15日発表した12月の輸入価格指数(ウォン建て)は前年同月比7.0%上昇した。7月以来最大の伸び幅で、通貨安によるインフレ圧力の再燃が示された。

11月は2.8%上昇だった。

ウォンの対ドル相場は12月、国内の政治混乱から2009年3月以来の安値を更新。同月は5.2%下落し、1年10カ月ぶりの下落幅となった。

12月の消費者物価上昇率は市場予想を上回る1.9%に拡大し、中銀目標の2%に近づいた。中銀はインフレが今月も加速する可能性を示唆している。

16日の政策決定会合では、政治的不確実性によるリスクの中、低迷する経済を支えるため、政策金利を当初予想より1カ月前倒しして0.25%ポイント引き下げ、2.75%にするとみられている。

12月の輸出価格指数も前年比10.7%上昇と、7月以来の高い伸びとなった。11月は7.0%上昇だった。

ロイター
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