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トランプ氏の機密文書持ち出し、担当した主任検察官が司法省退職
2025年01月07日(火)11時55分
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1月6日、トランプ次期米大統領を巡る機密文書不正保管事件を担当したジェイ・ブラット主任検察官が、トランプ氏の大統領復帰を控えて3日に司法省を退職したことが分かった。写真は米ワシントンで2023年1月撮影(2025 ロイター/Kevin Lamarque)
Andrew Goudsward
[ワシントン 6日 ロイター] - トランプ次期米大統領を巡る機密文書不正保管事件を担当したジェイ・ブラット主任検察官が、トランプ氏の大統領復帰を控えて3日に司法省を退職したことが分かった。同省報道官が6日、ウェブサイト「SpyTalk」の報道内容を確認した。
同省国家安全保障担当幹部のブラット氏はジャック・スミス特別検察官のオフィスに派遣されていた。
65歳のブラット氏は、トランプ氏が大統領1期目終了後に自身の邸宅に持ち込んだ国家安全保障上の機密文書に関する捜査で重要な役割を果たした。
ブラット氏からのコメントは今のところ得られていない。
地裁判事は昨年7月、スミス氏が特別検察官に不適切に任命されたと判断し、機密文書持ち出しに関する起訴を棄却。検察側は上訴したが、トランプ氏の選挙勝利後に控訴を取り下げた。