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ロ、ウクライナ電力インフラに大規模ミサイル攻撃 東部で負傷者

2024年12月25日(水)16時32分

[キーウ 25日 ロイター] - ロシア軍は25日朝、ウクライナの電力インフラや東部の都市を巡航ミサイルと弾道ミサイルで攻撃。当局者によるとハリコフでは少なくとも6人が負傷した。

ウクライナ軍はロシアの巡航ミサイル発射を受け全国に警戒警報を発令。東部、中部、南部、西部でミサイル飛行の情報が報告された。

ハリコフには弾道ミサイルが撃ち込まれ、少なくとも6人が負傷。「非居住インフラに被害があった」(州知事)という。

ドニエプロペトロフスク州知事は「朝からロシア軍がドニプロ地方に大規模な攻撃を実施し、地域の電力システムを破壊しようとしている」とテレグラムで述べた。

ハルシチェンコ・エネルギー相は「(ロシアが)電力部門に大規模な攻撃をしている」とし、電力会社が影響を最小限に抑えるため送電を制限しているとフェイスブックで述べた。

民間最大手のエネルギー会社DTEKは、発電施設が攻撃を受け設備に大きな被害が出ていると明らかにした。「ウクライナのエネルギー部門への大規模攻撃は今年13回目で、当社施設への大規模攻撃は10回目となる」と述べた。同社は11月17日の大規模ミサイル攻撃ではほぼ全土で最長8時間にわたり緊急停電を実施した。

ロイター
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