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英国は通商面でEUより米国と協調すべき=トランプ氏側近
2024年11月18日(月)12時14分
11月17日、トランプ次期米大統領(写真)の側近として経済について助言するスティーブン・ムーア氏はBBCラジオに出演し、英国は通商面で欧州連合(EU)との関係強化ではなく米国との協調を進めるべきだと主張した。写真は米フロリダ州パームビーチで14日撮影(2024 ロイター/Carlos Barria)
[ロンドン 16日 ロイター] - トランプ次期米大統領の側近として経済について助言するスティーブン・ムーア氏はBBCラジオに出演し、英国は通商面で欧州連合(EU)との関係強化ではなく米国との協調を進めるべきだと主張した。
ムーア氏は、EUには「社会主義モデル」があるとし、英政府が米国との関係よりもEUとの経済関係を優先すれば、米国は英国との自由貿易協定への関心が薄れるだろうと示唆した。
イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁は14日、米大統領選結果への直接の言及を避けながらも、英労働党政府にEUとの関係を再構築するよう促した。
英政府はEUへの復帰を否定しているが、スターマー首相はEUとの貿易、外交関係を改善したいと述べている。