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イスラエルがガザ北部の集合住宅空爆、数十人死傷

2024年11月18日(月)07時27分

 イスラム組織ハマスとの戦闘を続けるイスラエル軍が11月17日、パレスチナ自治区ガザの北部ベイトラヒヤの少なくとも6世帯が入る集合住宅を空爆した(2024年 ロイター)

[カイロ 17日 ロイター] - イスラム組織ハマスとの戦闘を続けるイスラエル軍が17日、パレスチナ自治区ガザの北部ベイトラヒヤの少なくとも6世帯が入る集合住宅を空爆し、数十人のパレスチナ人が死傷した。医療関係者と住民が明らかにした。ガザ当局は72人が死亡したと発表している。

2023年10月からハマスとの戦闘を続けているイスラエル軍は、ベイトラヒヤの「標的となるテロリスト」に対して一晩のうちに数回空爆し、一般市民の被害を避けるために可能な限りのことをしたと主張した。

ロイターが入手した空爆現場のビデオ映像では、地元住民らががれきの山から遺体を引き上げている様子が映し出され、周囲の住宅も大きな被害を受けているのを確認できる。

一方、ハマスと共闘する武装組織「イスラム聖戦」は17日、戦闘員がベイトラヒヤでの戦闘中にイスラエル軍の車両を爆破したとの声明を出した。

このコメントに対するイスラエルからのコメントは直ちには得られなかった。

イスラエル軍は今年10月、ベイトラヒヤと近郊の町のベイトハヌーン、ガザ地区で最大となる8つの難民キャンプがあるジャバリアに戦車を投入。イスラエルはこれら3つの地域で数百人の武装勢力を殺害したと表明している。

ロイター
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