ニュース速報
ワールド

ノルウェー石油・ガス投資、今年は過去最高に 来年さらに増加も

2024年11月14日(木)18時42分

10月14日、ノルウェー統計局の調査によると、同国の石油・ガス開発プロジェクトへの投資額は今年、過去最高を記録し、来年はさらに増加する可能性がある。北海の油田で2020年1月撮影(2024年 ロイター/Carina Johansen/NTB Scanpix)

[オスロ 14日 ロイター] - ノルウェー統計局の調査によると、同国の石油・ガス開発プロジェクトへの投資額は今年、過去最高を記録し、来年はさらに増加する可能性がある。インフレが開発コストを押し上げている。

今年の投資計画は2561億ノルウェークローネ(229億ドル)で、これは8月時点の予測である2570億クローネとほぼ同水準。過去最高だった2014年の2240億クローネを上回る。昨年の投資額は2150億クローネだった。

25年の暫定予想は2526億クローネと、8月時点の2400億クローネから上積みされた。1年前の時点での24年の予想を200億クローネ上回っている。

企業が投資計画を確定させることで予測が上方修正されることが一般的なため、来年も投資額が過去最高を更新する可能性がある。

統計局によると、石油会社は25年の「複数の開発プロジェクト」の予想コストが大幅に増加すると報告している。「こうしたコスト増は、当初計画されていた以上の生産能力拡大にはあまり寄与しないだろう」と分析した。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

完全失業率11月は2.5%、有効求人1.25倍 と

ビジネス

米大手法律事務所、24年に中国撤退加速 地政学的緊

ビジネス

中国CATL、香港上場を計画 グローバル展開強化へ

ワールド

米年末商戦小売売上高が昨年上回る、ネット販売好調=
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ISSUES 2025
特集:ISSUES 2025
2024年12月31日/2025年1月 7日号(12/24発売)

トランプ2.0/中東&ウクライナ戦争/米経済/中国経済/AI......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    夜空を切り裂いた「爆発の閃光」...「ロシア北方艦隊」の基地で発生した大爆発を捉えた映像にSNSでは憶測も
  • 2
    TBS日曜劇場が描かなかった坑夫生活...東京ドーム1.3個分の軍艦島での「荒くれた心身を癒す」スナックに遊郭も
  • 3
    オレンジの閃光が夜空一面を照らす瞬間...ロシア西部の燃料施設で「大爆発」 ウクライナが「大規模ドローン攻撃」展開
  • 4
    「とても残念」な日本...クリスマスツリーに「星」を…
  • 5
    なぜ「大腸がん」が若年層で増加しているのか...「健…
  • 6
    「腹の底から笑った!」ママの「アダルト」なクリス…
  • 7
    ウクライナの逆襲!国境から1000キロ以上離れたロシ…
  • 8
    わが子の亡骸を17日間離さなかったシャチに新しい赤…
  • 9
    日本企業の国内軽視が招いた1人当たりGDPの凋落
  • 10
    滑走路でロシアの戦闘機「Su-30」が大炎上...走り去…
  • 1
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命をもたらす可能性も【最新研究】
  • 2
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が明らかにした現実
  • 3
    夜空を切り裂いた「爆発の閃光」...「ロシア北方艦隊」の基地で発生した大爆発を捉えた映像にSNSでは憶測も
  • 4
    TBS日曜劇場が描かなかった坑夫生活...東京ドーム1.3…
  • 5
    ウクライナの逆襲!国境から1000キロ以上離れたロシ…
  • 6
    「腹の底から笑った!」ママの「アダルト」なクリス…
  • 7
    おやつをやめずに食生活を改善できる?...和田秀樹医…
  • 8
    9割が生活保護...日雇い労働者の街ではなくなった山…
  • 9
    オレンジの閃光が夜空一面を照らす瞬間...ロシア西部…
  • 10
    【駐日ジョージア大使・特別寄稿】ジョージアでは今、…
  • 1
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命をもたらす可能性も【最新研究】
  • 2
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が明らかにした現実
  • 3
    夜空を切り裂いた「爆発の閃光」...「ロシア北方艦隊」の基地で発生した大爆発を捉えた映像にSNSでは憶測も
  • 4
    ロシア兵「そそくさとシリア脱出」...ロシアのプレゼ…
  • 5
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──…
  • 6
    半年で約486万人の旅人「遊女の数は1000人」にも達し…
  • 7
    TBS日曜劇場が描かなかった坑夫生活...東京ドーム1.3…
  • 8
    「炭水化物の制限」は健康に問題ないですか?...和田…
  • 9
    ミサイル落下、大爆発の衝撃シーン...ロシアの自走式…
  • 10
    コーヒーを飲むと腸内細菌が育つ...なにを飲み食いす…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中