アルバニージー豪首相、トランプ氏と電話会談 同盟の重要性確認
11月7日、オーストラリアのアルバニージー首相は、米大統領選で勝利したトランプ前大統領と朝方に電話で会談したことを明らかにした。キャンベラで8月16日撮影(2024年 ロイター/Tracey Nearmy)
Kirsty Needham Lewis Jackson
[シドニー 7日 ロイター] - オーストラリアのアルバニージー首相は、米大統領選で勝利したトランプ前大統領と7日朝方に電話で会談したことを明らかにした。
米英豪の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」など安全保障関係について話したという。アルバニージー氏は「同盟の重要性に加え、安全保障、AUKUS、貿易、投資における豪米関係の強さについて話し合った」と説明した。
ウォン豪外相は7日、最大の安全保障パートナーである米国との同盟関係に自信を持っていると述べた。
一方、オーストラリアのラッド駐米大使は、過去に行ったトランプ氏を中傷するような発言について、豪政府の見解を反映したものではないとして、自身のウェブサイトや交流サイトから削除した。
ラッド氏は、米国に拠点を置くシンクタンクの所長だった2020年に、トランプ氏を「歴史上最も破壊的な大統領」と表現していた。