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ドイツ連立政権崩壊、首相が財務相解任 3月総選挙か

2024年11月07日(木)09時02分

 ドイツのショルツ首相(左)は11月6日、リントナー財務相(右)を解任し、3党による連立政権が崩壊した。2023年12月撮影(2024年 ロイター/Liesa Johannssen)

[ベルリン 6日 ロイター] - ドイツのショルツ首相が6日、自由民主党(FDP)のリントナー財務相を解任し、3党による連立政権が崩壊した。欧州最大の経済大国で政局不透明感が強まった。

リントナー氏解任を受け、ショルツ氏は自身の社会民主党(SPD)と緑の党による少数政権を率いる見通し。法案可決には議会で過半数の支持を集める必要があり、ショルツ氏は来年1月15日に内閣に対する信任投票を実施すると表明した。これによって、来年3月に総選挙が実施される可能性がある。

政府の支持率が低下し、極右や急伸左派が勢力を増す中、連立政権内では財政政策や独経済の方向性を巡り数カ月にわたり対立が続いていた。

ショルツ氏は「わが国に必要な決定を下す強さを持つ、行動できる政府が必要だ」と記者団に述べた。リントナー氏については、公共の利益よりも自らの政党の利益を優先したと説明した。

*内容を追加しました

ロイター
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