ロ朝外相が会談、軍事・情報機関の緊密な関係を称賛

　１１月１日、ロシアのラブロフ外相は、モスクワで北朝鮮の崔善姫外相と会談した。ニューヨークの国連本部で９月２８日撮影（２０２４年　ロイター/Eduardo Munoz）

[モスクワ １日 ロイター] - ロシアのラブロフ外相は１日、モスクワで北朝鮮の崔善姫外相と会談した。両国の軍・治安機関の緊密な関係を称賛し、この強固な協力関係が両国の安全保障上の課題を解決することを可能にしていると述べた。

またウクライナ戦争における北朝鮮の「原則的な立場」に謝意を表明した。

崔氏は米国と韓国が北朝鮮に対する核攻撃を企てていると非難した。根拠は示さず、米韓による定期協議の際にそのような企てが行われたと主張した。

朝鮮半島情勢はいつでも「爆発」しかねないと述べ、北朝鮮は核兵器を強化し、必要に応じて核による報復攻撃を行える態勢を整える必要があると強調した。

北朝鮮はウクライナとの戦争においてロシアを支援しており、ロシアが勝利すると述べた。