ロシア、10月にドローン2000機以上発射 過半を迎撃=ウクライナ
ウクライナ軍は1日、ロシアが先月、ウクライナ全土の民間・軍事目標に向けて2000機以上の攻撃型ドローン(無人機)を発射したと発表した。ロシアのドローン攻撃、キーウで先月29日撮影。(2024年 ロイター/Gleb Garanich/File Photo)
[キーウ 1日 ロイター] - ウクライナ軍は1日、ロシアが先月、ウクライナ全土の民間・軍事目標に向けて2000機以上の攻撃型ドローン(無人機)を発射したと発表した。
ウクライナ当局によると、ロシアはウクライナの町や都市を定期的に空爆しており、首都キーウ(キエフ)は10月だけで20回も攻撃を受けている。
ウクライナ軍によると、先月発射された2023機のドローンのうち1185機を迎撃したほか、738機を「位置情報喪失」に陥らせた。
2024年に入ってからの累計では、ロシアはウクライナ領内に6987機の攻撃型無人航空機(UAV)を発射。ほとんどが民間・重要インフラを標的にしていたという。
ウクライナは1日、ロシアが直近の夜間攻撃で発射したドローン31機とミサイル1発を破壊したと発表。少なくとも2地域の居住用ビルと南部オデーサ(オデッサ)州の消防署が被害を受けたとしている。