ニュース速報
ワールド

欧州委員長がモルドバ訪問、親欧米派の大統領と会談 20日に選挙

2024年10月10日(木)17時48分

10月10日、欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長(写真)はモルドバを訪問し、親欧米派のサンドゥ大統領と会談した。仏ストラスブールの欧州議会で9日撮影(2024年 ロイター/Yves Herman)

Alexander Tanas

[キシナウ 10日 ロイター] - 欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は10日、モルドバを訪問し、親欧米派のサンドゥ大統領と会談した。大統領選とEU加盟に関する国民投票を20日に控え、支持を示す狙いがある。

サンドゥ氏は2期目を目指している。ロシアが選挙に干渉しているとの疑惑があるが、ロシアは否定している。

フォンデアライエン氏は「ここでは欧州の鼓動を感じる。モルドバの居場所はEUだと信じている」とXに投稿した。

ロシアによるウクライナ侵攻を強く非難しているサンドゥ氏は、モルドバのEU加盟推進を主導しており、2030年までの加盟を目指している。国民投票では、憲法にEU加盟を「戦略的目標」として明記するかどうかが問われる。

大統領選では立候補者が11人と乱立しているものの、世論調査ではサンドゥ氏が圧倒的なリードを保つ。国民投票では過半数がEU加盟を支持するとみられる。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

ステランティス、タバレスCEOの26年退任と経営陣

ビジネス

GM、米国のEV所有者に家庭用蓄電池を発売

ワールド

電気・ガス補助金延長、経済対策議論の中で検討=赤沢

ビジネス

米バークシャー、BofA株さらに売却 保有比率10
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:米経済のリアル
特集:米経済のリアル
2024年10月15日号(10/ 8発売)

経済指標は良好だが、猛烈な物価上昇に苦しむ多くのアメリカ国民にその実感はない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロリダ上陸、「避難しなければ死ぬ」レベル
  • 2
    【クイズ】次のうち、和製英語「ではない」ものはどれ?
  • 3
    コストコの人気ケーキに驚きの発見...中に入っていた「まさかのもの」とは?
  • 4
    驚愕! 絶壁を手袋や靴も付けず命綱なしで登る「中…
  • 5
    ホームレスたちと河川敷で寿司パーティー、そして「…
  • 6
    2匹の巨大ヘビが激しく闘う様子を撮影...意外な「決…
  • 7
    東京に逃げ、ホームレスになった親子。母は時々デパ…
  • 8
    南極「終末の氷河」に崩壊の危機、最大3m超の海面上…
  • 9
    世界トップレベルの女子の理数能力を無駄にする、日…
  • 10
    戦術で勝ち戦略で負ける......「作戦大成功」のイス…
  • 1
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロリダ上陸、「避難しなければ死ぬ」レベル
  • 2
    キャサリン妃がこれまでに着用を許された、4つのティアラが織りなす「感傷的な物語」
  • 3
    コストコの人気ケーキに驚きの発見...中に入っていた「まさかのもの」とは?
  • 4
    借金と少子高齢化と買い控え......「デフレ三重苦」…
  • 5
    ベッツが語る大谷翔平の素顔「ショウは普通の男」「…
  • 6
    2匹の巨大ヘビが激しく闘う様子を撮影...意外な「決…
  • 7
    【クイズ】次のうち、和製英語「ではない」ものはど…
  • 8
    アラスカ上空でロシア軍機がF16の後方死角からパッシ…
  • 9
    ウクライナ軍がミサイル基地にもなる黒海の石油施設…
  • 10
    NewJeansミンジが涙目 夢をかなえた彼女を待ってい…
  • 1
    「LINE交換」 を断りたいときに何と答えますか? 銀座のママが説くスマートな断り方
  • 2
    ベッツが語る大谷翔平の素顔「ショウは普通の男」「自由がないのは気の毒」「野球は超人的」
  • 3
    「もはや手に負えない」「こんなに早く成長するとは...」と飼い主...住宅から巨大ニシキヘビ押収 驚愕のその姿とは?
  • 4
    ウクライナに供与したF16がまた墜落?活躍する姿はど…
  • 5
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロ…
  • 6
    漫画、アニメの「次」のコンテンツは中国もうらやむ…
  • 7
    ウクライナ軍、ドローンに続く「新兵器」と期待する…
  • 8
    北朝鮮、泣き叫ぶ女子高生の悲嘆...残酷すぎる「緩慢…
  • 9
    エコ意識が高過ぎ?...キャサリン妃の「予想外ファッ…
  • 10
    キャサリン妃がこれまでに着用を許された、4つのティ…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中