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GM、米国のEV所有者に家庭用蓄電池を発売

2024年10月11日(金)12時01分

 10月10日、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は、住宅や商業顧客向けのエネルギー貯蔵・管理事業を展開する傘下のGMエナジーが、電気自動車(EV)の所有者向けに、太陽エネルギーを貯蔵・送電できる家庭用蓄電池を発売すると発表した。写真はGMのロゴ。米ミシガン州 デトロイトで2021年3月撮影(2024 ロイター/Rebecca Cook)

David Shepardson

[10日 ロイター] - 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は10日、住宅や商業顧客向けのエネルギー貯蔵・管理事業を展開する傘下のGMエナジーが、電気自動車(EV)の所有者向けに、太陽エネルギーを貯蔵・送電できる家庭用蓄電池を発売すると発表した。消費者にEV購入を促す取り組みの一環。

GMは、10.6キロワット時(kWh)と17.7(kWh)の容量を持つ据え置き型蓄電池「GMエナジー・パワーバンク」を投入し、全米50州で利用できるようにする。この製品は停電時に家庭に電力を供給できるほか、電力消費のピーク時の高い料金を回避できるという。

パワーバンクを2台使用すれば、米国の平均的な家庭で最大20時間使用できる電力を蓄えることができる。

ライバルの米EV大手テスラは、エネルギー貯蔵事業テスラ・エナジーが、家庭用電力バックアップシステムや大規模商業事業・公益事業向けの製品などで成功を収めている。

ロイター
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