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バイデン氏の米大統領選撤退、勇気ある決断 ハリス氏が称賛

2024年10月11日(金)14時10分

米大統領選民主党候補のハリス副大統領は10日、バイデン大統領が選挙戦から撤退したのは「歴代大統領の中で最も勇気ある決断の一つ」と称賛した。資料写真、8月撮影(2024年 ロイター/Kevin Lamarque)

Stephanie Kelly

[ラスベガス 10日 ロイター] - 米大統領選民主党候補のハリス副大統領は10日、バイデン大統領が選挙戦から撤退したのは「歴代大統領の中で最も勇気ある決断の一つ」と称賛した。

「バイデン氏は個人の利益よりも国家を優先した。(選挙戦撤退は)おそらく歴代の大統領が下した決断の中でも最も勇敢なものの一つだと歴史が証明するだろう」と語った。

2020年の大統領選で敗北を認めなかったトランプ前大統領とは対照的と指摘した。

スペイン語テレビ局ユニビジョンが主催したラスベガスでのイベントで述べた。

ある有権者はバイデン氏が撤退した経緯に懸念を示し、ハリス氏が予備選を経ずに候補者になった理由を明確にするよう求めた。この男性は共和党候補のトランプ氏に投票する方に傾いていると述べた。

これに対しハリス氏は、現在の状況は非常に危機的だと考えており、「前例がない」と言う歴史家もいると応じた。

代表取材の記者によるとハリス氏は「われわれ米国民は文字通り、法の支配と民主主義の道を選ぶか、それとも独裁者を称賛する道を選ぶかという選択を迫られている」と強調した。

ロイター
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