ニュース速報
ビジネス

米バークシャー、BofA株さらに売却 保有比率10%下回る

2024年10月11日(金)11時57分

 10月10日、著名投資家ウォーレン・バフェット氏(写真)が率いる米投資会社バークシャー・ハサウェイは今週、米金融大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)株の売却をさらに進め、保有比率が10%を下回った。写真は米ニューヨークで2015年3月撮影(2024 ロイター/Brendan McDermid)

[10日 ロイター] - 著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる米投資会社バークシャー・ハサウェイは今週、米金融大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)株の売却をさらに進め、保有比率が10%を下回った。

10日の規制当局への提出書類によると、バークシャーは今週950万株(3億8240万ドル相当)を売却した。

米証券取引委員会(SEC)は、保有比率が10%以上の株主に2営業日以内の株式売買開示を義務付けている。

今回の売却により10%を下回ったことで、バークシャーがBofA株をさらに売却したかどうかを知るには、四半期の財務報告書や保有株式開示を待たなければならなくなった。

バークシャーは7月にBofA株の売却を開始し、同月半ばに約3390万株(約14億8000万ドル相当)を売却した。それ以降、売却総額は100億ドルを上回っている。

バフェット氏は5月に開催されたバークシャーの年次株主総会で、キャピタルゲインに対する連邦税率が米大統領選の結果次第で上昇する可能性があるため、株式売却は理にかなっていると述べている。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

英ユニリーバ、ロシア撤退 現地企業アルネストに売却

ワールド

イラン、核兵器製造を決断せず=米政府当局者

ワールド

WTO、24年世界貿易予想を+2.7%に上方修正 

ワールド

バイデン氏の米大統領選撤退、勇気ある決断 ハリス氏
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:米経済のリアル
特集:米経済のリアル
2024年10月15日号(10/ 8発売)

経済指標は良好だが、猛烈な物価上昇に苦しむ多くのアメリカ国民にその実感はない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロリダ上陸、「避難しなければ死ぬ」レベル
  • 2
    【クイズ】次のうち、和製英語「ではない」ものはどれ?
  • 3
    コストコの人気ケーキに驚きの発見...中に入っていた「まさかのもの」とは?
  • 4
    驚愕! 絶壁を手袋や靴も付けず命綱なしで登る「中…
  • 5
    ホームレスたちと河川敷で寿司パーティー、そして「…
  • 6
    2匹の巨大ヘビが激しく闘う様子を撮影...意外な「決…
  • 7
    東京に逃げ、ホームレスになった親子。母は時々デパ…
  • 8
    南極「終末の氷河」に崩壊の危機、最大3m超の海面上…
  • 9
    世界トップレベルの女子の理数能力を無駄にする、日…
  • 10
    戦術で勝ち戦略で負ける......「作戦大成功」のイス…
  • 1
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロリダ上陸、「避難しなければ死ぬ」レベル
  • 2
    キャサリン妃がこれまでに着用を許された、4つのティアラが織りなす「感傷的な物語」
  • 3
    コストコの人気ケーキに驚きの発見...中に入っていた「まさかのもの」とは?
  • 4
    借金と少子高齢化と買い控え......「デフレ三重苦」…
  • 5
    ベッツが語る大谷翔平の素顔「ショウは普通の男」「…
  • 6
    2匹の巨大ヘビが激しく闘う様子を撮影...意外な「決…
  • 7
    【クイズ】次のうち、和製英語「ではない」ものはど…
  • 8
    アラスカ上空でロシア軍機がF16の後方死角からパッシ…
  • 9
    ウクライナ軍がミサイル基地にもなる黒海の石油施設…
  • 10
    NewJeansミンジが涙目 夢をかなえた彼女を待ってい…
  • 1
    「LINE交換」 を断りたいときに何と答えますか? 銀座のママが説くスマートな断り方
  • 2
    ベッツが語る大谷翔平の素顔「ショウは普通の男」「自由がないのは気の毒」「野球は超人的」
  • 3
    「もはや手に負えない」「こんなに早く成長するとは...」と飼い主...住宅から巨大ニシキヘビ押収 驚愕のその姿とは?
  • 4
    ウクライナに供与したF16がまた墜落?活躍する姿はど…
  • 5
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロ…
  • 6
    漫画、アニメの「次」のコンテンツは中国もうらやむ…
  • 7
    ウクライナ軍、ドローンに続く「新兵器」と期待する…
  • 8
    北朝鮮、泣き叫ぶ女子高生の悲嘆...残酷すぎる「緩慢…
  • 9
    エコ意識が高過ぎ?...キャサリン妃の「予想外ファッ…
  • 10
    キャサリン妃がこれまでに着用を許された、4つのティ…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中