ニュース速報
ワールド

電気・ガス補助金延長、経済対策議論の中で検討=赤沢経済再生相

2024年10月11日(金)11時59分

 10月11日、赤沢亮正経済再生相(写真)は閣議後会見で、10月末で終了予定の電気・ガス料金補助金(激変緩和措置)の延長・再開について、現時点で決定した事実はないと述べた。写真は都内で1日撮影(2024 ロイター/Issei Kato)

Yoshifumi Takemoto

[東京 11日 ロイター] - 赤沢亮正経済再生相は11日の閣議後会見で、10月末で終了予定の電気・ガス料金補助金(激変緩和措置)の延長・再開について、現時点で決定した事実はないと述べた。今後、経済対策を議論する中で総合的に検討する考えを示した。

赤沢再生相は「エネルギーコストを含めた物価高対策は状況を丁寧に見極めながら、低所得者向け給付金や地域の実情に応じたきめ細かい重点支援地方交付金を含め、今後経済対策を議論する中で総合的に検討する。現時点で方針を決定している事実はない」と述べた。

共同通信などは政府が10月に終了する電気・ガス料金補助金について1月にも再開する案などが俎上(そじょう)に載っていると10日までに報じた。公明党の石井啓一代表は10日のグループインタビューで、支援がいったん切れても、継続してほしいと述べていた。

2023年に始まった電気ガス補助金は累次にわたり延長され、ことし5月に終了したが、8月に再開、10月末で終了予定となっている。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

英ユニリーバ、ロシア撤退 現地企業アルネストに売却

ワールド

イラン、核兵器製造を決断せず=米政府当局者

ワールド

WTO、24年世界貿易予想を+2.7%に上方修正 

ワールド

バイデン氏の米大統領選撤退、勇気ある決断 ハリス氏
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:米経済のリアル
特集:米経済のリアル
2024年10月15日号(10/ 8発売)

経済指標は良好だが、猛烈な物価上昇に苦しむ多くのアメリカ国民にその実感はない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロリダ上陸、「避難しなければ死ぬ」レベル
  • 2
    【クイズ】次のうち、和製英語「ではない」ものはどれ?
  • 3
    コストコの人気ケーキに驚きの発見...中に入っていた「まさかのもの」とは?
  • 4
    驚愕! 絶壁を手袋や靴も付けず命綱なしで登る「中…
  • 5
    ホームレスたちと河川敷で寿司パーティー、そして「…
  • 6
    2匹の巨大ヘビが激しく闘う様子を撮影...意外な「決…
  • 7
    東京に逃げ、ホームレスになった親子。母は時々デパ…
  • 8
    南極「終末の氷河」に崩壊の危機、最大3m超の海面上…
  • 9
    世界トップレベルの女子の理数能力を無駄にする、日…
  • 10
    戦術で勝ち戦略で負ける......「作戦大成功」のイス…
  • 1
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロリダ上陸、「避難しなければ死ぬ」レベル
  • 2
    キャサリン妃がこれまでに着用を許された、4つのティアラが織りなす「感傷的な物語」
  • 3
    コストコの人気ケーキに驚きの発見...中に入っていた「まさかのもの」とは?
  • 4
    借金と少子高齢化と買い控え......「デフレ三重苦」…
  • 5
    ベッツが語る大谷翔平の素顔「ショウは普通の男」「…
  • 6
    2匹の巨大ヘビが激しく闘う様子を撮影...意外な「決…
  • 7
    【クイズ】次のうち、和製英語「ではない」ものはど…
  • 8
    アラスカ上空でロシア軍機がF16の後方死角からパッシ…
  • 9
    ウクライナ軍がミサイル基地にもなる黒海の石油施設…
  • 10
    NewJeansミンジが涙目 夢をかなえた彼女を待ってい…
  • 1
    「LINE交換」 を断りたいときに何と答えますか? 銀座のママが説くスマートな断り方
  • 2
    ベッツが語る大谷翔平の素顔「ショウは普通の男」「自由がないのは気の毒」「野球は超人的」
  • 3
    「もはや手に負えない」「こんなに早く成長するとは...」と飼い主...住宅から巨大ニシキヘビ押収 驚愕のその姿とは?
  • 4
    ウクライナに供与したF16がまた墜落?活躍する姿はど…
  • 5
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロ…
  • 6
    漫画、アニメの「次」のコンテンツは中国もうらやむ…
  • 7
    ウクライナ軍、ドローンに続く「新兵器」と期待する…
  • 8
    北朝鮮、泣き叫ぶ女子高生の悲嘆...残酷すぎる「緩慢…
  • 9
    エコ意識が高過ぎ?...キャサリン妃の「予想外ファッ…
  • 10
    キャサリン妃がこれまでに着用を許された、4つのティ…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中