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ブラジルのバーレ新CEO、銅生産拡大の方針 「他社に後れ」
2024年10月03日(木)11時04分
10月2日、ブラジル資源大手バーレのグスタボ・ピメンタ新最高経営責任者(CEO)は2日、同社が主要な産業用金属である銅の生産で競合他社に後れを取っていると認めた上で、生産拡大を目指す方針を明らかにした。2019年撮影(2024年 ロイター/Washington Alves)
Marta Nogueira
[リオデジャネイロ 2日 ロイター] - ブラジル資源大手バーレのグスタボ・ピメンタ新最高経営責任者(CEO)は2日、同社が主要な産業用金属である銅の生産で競合他社に後れを取っていると認めた上で、生産拡大を目指す方針を明らかにした。
同社は鉄鉱石生産が世界トップで、銅やニッケルなどのベースメタル事業も手がけている。
最高財務責任者(CFO)からCEOとなったピメンタ氏は、1日の就任後初めて公に発言し、「銅で後れを取っていると」と述べた。
同社は今年32万─35万5000トンの銅を生産する指針を公表しているが、ピメンタ氏はトップ企業の年間生産量は100万トンを超えると指摘。また記者会見でベースメタル部門の新規株式公開(IPO)観測を否定し、現時点では検討していないと述べた。