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イスラエル、国連事務総長を入国禁止に イラン攻撃巡る姿勢を批判
2024年10月02日(水)21時13分
イスラエルのカッツ外相は2日、イランによるミサイル攻撃を「明確に」非難しなかったとして、国連のグテレス事務総長(写真)を入国禁止にすると発表した。先月24日撮影。(2024年 ロイターMike Segar/File Photo)
[エルサレム 2日 ロイター] - イスラエルのカッツ外相は2日、イランによるミサイル攻撃を「明確に」非難しなかったとして、国連のグテレス事務総長を入国禁止にすると発表した。
イランのミサイル攻撃に対して事務総長は1日、「中東での最新の攻撃」に言及した短い声明を発表、紛争の拡大連鎖を非難した。
外相はイランを非難しなかった事務総長を「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」に指定。「イランによる攻撃を明確に非難できない者はイスラエルの地を踏む資格はない」と指摘。
その上で「グテレス事務総長の有無にかかわらずイスラエルは自国民と国家の尊厳を引き続き守る」と述べた。