ニュース速報
ワールド

ハリス氏補佐官、在米イスラム教徒・アラブ系指導者と会合

2024年10月03日(木)12時37分

 10月2日、ハリス米副大統領の国家安全保障問題担当補佐官、フィル・ゴードン氏は2日、在米イスラム教徒やアラブ系米国人の指導者とオンライン会合を開き、パレスチナ自治区ガザの停戦やレバノンでの外交交渉、イスラエル占領地ヨルダン川西岸の安定を支持する政権の立場を伝えた。写真はハリス氏。米ジョージア州 で撮影(2024 ロイター/Elizabeth Frantz)

Kanishka Singh Andrea Shalal

[ワシントン 2日 ロイター] - ハリス米副大統領の国家安全保障問題担当補佐官、フィル・ゴードン氏は2日、在米イスラム教徒やアラブ系米国人の指導者とオンライン会合を開き、パレスチナ自治区ガザの停戦やレバノンでの外交交渉、イスラエル占領地ヨルダン川西岸の安定を支持する政権の立場を伝えた。

11月の大統領選を戦うハリス氏の陣営は、民主党が従来支持基盤としてきたイスラム教徒やアラブ系を再び取り込みたい考え。バイデン大統領は2020年の前回大統領選でイスラム・アラブ票の大半を獲得したが、ガザやレバノンで軍事作戦を展開するイスラエルへの米支援が反発を招き、過去1年間で急速に民主党離れが進んだ。

レバノン系米国人の弁護士で指導者のアリ・ダガー氏は、ハリス氏側からの働きかけが十分ではないし、遅すぎたと指摘。2日の協議には参加しなかったという。

一方、在米イスラム教徒の主要団体「エムゲージ」はこのほど、11月の大統領選でハリス氏を支持すると表明。ただ、他の団体は不支持を訴えている。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

アングル:JPモルガン、迫るCEO退任 「ジェイミ

ワールド

尹大統領夫人を不起訴処分、韓国検察 高級バッグ受領

ワールド

台風18号が台湾南西部に上陸、航空便欠航 金融市場

ビジネス

日銀版需給ギャップ、4―6月期は-0.55% 17
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:大谷の偉業
特集:大谷の偉業
2024年10月 8日号(10/ 1発売)

ドジャース地区優勝と初の「50-50」を達成した大谷翔平をアメリカはどう見たか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ベッツが語る大谷翔平の素顔「ショウは普通の男」「自由がないのは気の毒」「野球は超人的」
  • 2
    ウクライナに供与したF16がまた墜落?活躍する姿はどこに
  • 3
    大谷翔平と愛犬デコピンのバッテリーに球場は大歓声! でも終わったあとは「逃げられてる?」
  • 4
    【独占インタビュー】ロバーツ監督が目撃、大谷翔平…
  • 5
    8日間のはずが8カ月に...宇宙飛行士の「足止め騒動」…
  • 6
    アメリカに移住しても日本に留学しても......中国人…
  • 7
    ウクライナ軍、ドローンに続く「新兵器」と期待する…
  • 8
    【クイズ】「愛人」は中国語でどういう意味?
  • 9
    サッカーユニから胸を「まる出し」、下は穿かず...人…
  • 10
    アラスカ上空でロシア軍機がF16の後方死角からパッシ…
  • 1
    ベッツが語る大谷翔平の素顔「ショウは普通の男」「自由がないのは気の毒」「野球は超人的」
  • 2
    漫画、アニメの「次」のコンテンツは中国もうらやむ日本の伝統文化? カギは大手メディアが仕掛ける「伝検」
  • 3
    ウクライナに供与したF16がまた墜落?活躍する姿はどこに
  • 4
    ウクライナ軍、ドローンに続く「新兵器」と期待する…
  • 5
    エコ意識が高過ぎ?...キャサリン妃の「予想外ファッ…
  • 6
    ワーテルローの戦い、発掘で見つかった大量の切断さ…
  • 7
    白米が玄米よりもヘルシーに
  • 8
    中国で牛乳受難、国家推奨にもかかわらず消費者はそ…
  • 9
    【クイズ】「バッハ(Bach)」はドイツ語でどういう…
  • 10
    欧州でも「世紀の豪雨」が町を破壊した...100年に1度…
  • 1
    「LINE交換」 を断りたいときに何と答えますか? 銀座のママが説くスマートな断り方
  • 2
    「まるで別人」「ボンドの面影ゼロ」ダニエル・クレイグの新髪型が賛否両論...イメチェンの理由は?
  • 3
    森ごと焼き尽くす...ウクライナの「火炎放射ドローン」がロシア陣地を襲う衝撃シーン
  • 4
    「もはや手に負えない」「こんなに早く成長するとは.…
  • 5
    ベッツが語る大谷翔平の素顔「ショウは普通の男」「…
  • 6
    漫画、アニメの「次」のコンテンツは中国もうらやむ…
  • 7
    ウクライナに供与したF16がまた墜落?活躍する姿はど…
  • 8
    国立西洋美術館『モネ 睡蓮のとき』 鑑賞チケット5組…
  • 9
    北朝鮮、泣き叫ぶ女子高生の悲嘆...残酷すぎる「緩慢…
  • 10
    ウクライナ軍、ドローンに続く「新兵器」と期待する…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中