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海外発の下振れリスク注意、企業部門は総じて好調=短観で林官房長官

2024年10月01日(火)11時13分

林芳正官房長官は1日の閣議後会見で、同日発表された日銀の9月短観について、海外景気の下振れによる下押しリスクなどに注意する必要があるものの、企業部門が総じて好調であることが改めて確認されたとの認識を示した。写真はロイターのインタビューに応じた際の林氏。7月19日、東京で撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

Atsuko Aoyama

[東京 1日 ロイター] - 林芳正官房長官は1日の閣議後会見で、同日発表された日銀の9月短観について、海外景気の下振れによる下押しリスクなどに注意する必要があるものの、企業部門が総じて好調であることが改めて確認されたとの認識を示した。賃金や国内投資の拡大につなげることが重要だとも述べた。

2024年度のソフトウエア研究開発を含む設備投資計画は、大企業全産業で前年度比11.1%増が見込まれている。林官房長官は「企業の投資意欲が引き続き旺盛であることを示している」として、計画値が実際の投資として実現することを期待すると述べた。

イスラエル軍がレバノン南部国境地帯のヒズボラ拠点に対する地上作戦を開始したことについては、深刻な懸念を表明し、イスラエルとヒズボラとの間の即時停戦を求めた。さらなるエスカレーションを回避するために「最大限の自制を行うことと外交的解決に真摯に取り組むことを強く求める」とした。

ロイター
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