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スーダンで数万人死亡の恐れ、国際移住機関が支援拡大呼びかけ

2024年08月14日(水)14時57分

[ベルリン 13日 ロイター] - 国際移住機関(IOM)は13日、スーダンで発生している世界最大規模の避難民危機に対して対策が取られなければ何万人もの命が失われる恐れがあると警告し、各国に支援拡大を要請した。

IOMのスーダンミッションを率いるモハメド・リファト氏は、既に紛争下にあったスーダンは新たに飢餓、病気、洪水に直面しているとし、現状では国民に不可欠な援助を提供するのに必要な支援の21%を受けるにとどまっていると説明。「国際社会は十分尽力していない。迅速かつ大規模で世界的な協調対応を取らなければ、今後数カ月で何万人もの予防可能な死を目撃するリスクがある」と訴えた。

スーダンでは5人に1人が避難しており、国内避難者は1070万人、国外避難者は230万人に上る。

2023年4月に勃発した紛争は民族間の対立を引き起こし、全土が飢饉のような状態に陥った。

ロイター
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