ベトナム、優遇措置の不備で大型外国投資が実現せず=計画投資省

7月5日、ベトナム計画投資省は、十分な投資優遇措置がないことが原因で米インテルや韓国LG化学など多国籍企業による数十億ドル規模の投資を逃したと分析している。写真はインテルのロゴ。北京で昨年11月撮影(2024 ロイター/Florence Lo)
[ハノイ 5日 ロイター] - ベトナム計画投資省は、十分な投資優遇措置がないことが原因で米インテルや韓国LG化学など多国籍企業による数十億ドル規模の投資を逃したと分析している。
先月29日付の文書をロイターが確認した。
インテルはベトナムでのプロジェクトに33億ドルの投資を申し入れ、15%の現金支援を要請した。ただその後同社はプロジェクトをポーランドに移すことを決定した。
LG化学もベトナムへの投資を見送りインドネシアでの電池生産プロジェクトを決定した。同社は投資コストの30%の支援を求めていた。
計画投資省は「最近多くの大企業が投資機会を模索していたが、ベトナムには投資支援に関する規則がないために他国への投資を決めた」と指摘している。
ベトナムは世界的企業の重要な製造拠点で、成長を外資に大きく依存している。外資系企業は輸出総額の約70%を占めている。