ニュース速報
ワールド

北朝鮮、弾道ミサイル2発を発射 1発は短距離=韓国軍

2024年07月01日(月)09時24分

 7月1日、 聯合ニュースは1日、北朝鮮が東に向けて弾道ミサイルを発射したと報じた。 写真は2022年7月、軍事境界線の非武装地帯(DMZ)で撮影(2024年 ロイター)

Ju-min Park Joyce Lee

[ソウル 1日 ロイター] - 韓国軍は1日、北朝鮮が同日朝に短距離弾道ミサイル1発と別の弾道ミサイル1発を発射したと発表した。

韓国軍合同参謀本部によると、短距離弾道ミサイルはソウル時間午前5時05分(日本時間同)ごろ、北朝鮮の黄海南道・長淵付近から北東方向に発射され、もう1発の弾道ミサイルは午前5時15分ごろに同地域から探知された。

1発目のミサイルは約600キロメートル飛行、2発目は約120キロ飛行したという。

合同参謀本部は「われわれは北朝鮮のミサイル発射を、朝鮮半島の平和と安定を著しく脅かす挑発行為として強く非難する」とし、日米当局とミサイルに関する情報を共有していると説明。

「韓国軍は強力な韓米共同防衛態勢の下、北朝鮮の様々な活動を注意深く監視しながら、いかなる挑発にも圧倒的に対応できる能力と態勢を維持していく」とした。

北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)は6月30日、日米韓が実施した共同訓練「フリーダム・エッジ」について、3カ国の関係が「アジア版NATO(北大西洋条約機構)」に発展したことが示されたと非難する北朝鮮外務省の声明を伝えた。

また、北朝鮮が複数の弾頭を搭載したミサイルの開発を目的とした重要な実験に成功したと先週に報じたが、韓国は発射失敗を隠すための「偽り」との見方を示している。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米求人件数、5月は814万件に増加 解雇件数も増

ワールド

米、新たな対ウクライナ軍事支援近く発表 23億ドル

ワールド

再送-OPEC産油量、6月は前月比日量7万バレル増

ビジネス

米はディスインフレの道に、利下げ前に一段のデータ必
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:中国EVの実力
特集:中国EVの実力
2024年7月 9日号(7/ 2発売)

欧米の包囲網と販売減速に直面した「進撃の中華EV」のリアルな現在地

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    H3ロケット3号機打ち上げ成功、「だいち4号」にかかる防災への期待...「攻めの姿勢」で世界に示した技術力の優位性
  • 2
    メーガン妃が「王妃」として描かれる...波紋を呼ぶ「帰ってきた白の王妃」とは?
  • 3
    自宅で絶叫...ウガンダから帰国した旅行者がはるばる連れ帰ってきてしまった「恐ろしいお土産」とは?
  • 4
    5つの独立運動に包囲された中国に「スイスモデル」と…
  • 5
    中国を捨てる富裕層が世界一で過去最多、3位はインド…
  • 6
    ウクライナ戦闘機、ロシア防空システムを「無効化」.…
  • 7
    テイラー・スウィフトに経済効果なし?...「スウィフ…
  • 8
    能登半島地震から半年、メディアが伝えない被災者た…
  • 9
    討論会惨敗の米民主党がここから「仮病」で大統領選…
  • 10
    ありなの? 飛行機の隣席に40kgの大型犬アメリカン…
  • 1
    中国を捨てる富裕層が世界一で過去最多、3位はインド、意外な2位は?
  • 2
    メーガン妃が「王妃」として描かれる...波紋を呼ぶ「帰ってきた白の王妃」とは?
  • 3
    爆破され「瓦礫」と化したロシア国内のドローン基地...2枚の衛星画像が示す「シャヘド136」発射拠点の被害規模
  • 4
    ウクライナ戦闘機、ロシア防空システムを「無効化」.…
  • 5
    ガチ中華ってホントに美味しいの? 中国人の私はオス…
  • 6
    ミラノ五輪狙う韓国女子フィギュアのイ・ヘイン、セク…
  • 7
    「大丈夫」...アン王女の容態について、夫ローレンス…
  • 8
    キャサリン妃は「ロイヤルウェディング」で何を着た…
  • 9
    衛星画像で発見された米海軍の極秘潜水艇「マンタレ…
  • 10
    ロシア軍部隊を引き裂く無差別兵器...米軍供与のハイ…
  • 1
    中国を捨てる富裕層が世界一で過去最多、3位はインド、意外な2位は?
  • 2
    ラスベガスで目撃された「宇宙人」の正体とは? 驚愕の映像が話題に
  • 3
    ニシキヘビの体内に行方不明の女性...「腹を切開するシーン」が公開される インドネシア
  • 4
    「世界最年少の王妃」ブータンのジェツン・ペマ王妃が…
  • 5
    接近戦で「蜂の巣状態」に...ブラッドレー歩兵戦闘車…
  • 6
    新型コロナ変異株「フラート」が感染拡大中...今夏は…
  • 7
    ヨルダン・ラジワ皇太子妃の「マタニティ姿」が美しす…
  • 8
    メーガン妃が「王妃」として描かれる...波紋を呼ぶ「…
  • 9
    早期定年を迎える自衛官「まだまだやれると思ってい…
  • 10
    我先にと逃げ出す兵士たち...ブラッドレー歩兵戦闘車…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中