北朝鮮、国連のガザ停戦決議案に拒否権行使した米国を非難

12月10日、北朝鮮外務省の金善慶次官(国際機関担当、写真右)は、パレスチナ自治区ガザにおける人道的な即時停戦を求める国連決議案に拒否権を行使した米国を非難した。2017年4月、平壌で撮影(2023年 ロイター/Damir Sagolj)
[ソウル 10日 ロイター] - 北朝鮮外務省の金善慶次官(国際機関担当)は、パレスチナ自治区ガザにおける人道的な即時停戦を求める国連決議案に拒否権を行使した米国を非難し、拒否権の行使は米国の「二重基準」を示していると批判した。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が10日伝えた。
国連安全保障理事会は8日、ガザでのイスラエルとイスラム組織ハマスの紛争について、人道的な即時停戦を求める決議案を採決。15カ国の理事国のうち13カ国が賛成したが、米国が拒否権を行使、英国は棄権し、決議案は否決された。
KCNAによると、金次官は「何万人もの市民を虐殺した同盟国を守るために、米国が拒否権を乱用することは、違法で不合理な二重基準を示しているだけでなく、非人道的な悪の極みである」と述べた。
また同氏は、ガザでの戦闘を容認する一方で、他国に害を与えない北朝鮮の最近の衛星打ち上げを非難する米国は矛盾していると主張した。