北朝鮮・米特使、衛星打ち上げ巡り公の場で激論 国連安保理

27日に開催された国連安全保障理事会で、米国と北朝鮮の国連大使が、北朝鮮による偵察衛星の打ち上げを巡り公の場で激しい応酬を見せた。10月撮影(2023年 ロイター/Mike Segar)
Michelle Nichols
[国連 27日 ロイター] - 27日に開催された国連安全保障理事会で、米国と北朝鮮の国連大使が、北朝鮮による偵察衛星の打ち上げを巡り公の場で激しい応酬を見せた。
この日の会合の終盤、米国のリンダ・トーマスグリーンフィールド国連大使と北朝鮮の金星(キム・ソン)国連大使が予定外の発言を行い、理事会のテーブルを挟んで競うように発言。それぞれが自衛のために行動していると主張した。
金氏は「好戦的な米国が核兵器でわれわれを脅している。米国がすでに保有している、あるいは現在開発中の兵器と同等の兵器システムをわれわれが開発し、実験し、製造し、保有することは正当な権利だ」と述べた。
北朝鮮は2006年以来国連制裁下にある。制裁には弾道ミサイルの開発禁止も含まれているが、その技術は21日の人工衛星の打ち上げに使用されている。
トーマスグリーンフィールド氏は「北朝鮮はミサイル発射について、米国の二国間あるいは三国間軍事演習への対応であり、単に防衛目的だとしている。われわれはこうした不誠実な主張を強く拒否する」と一蹴。米国の軍事演習は日常的で防衛的なものであり、事前に発表されていたと説明した。
さらに金氏は「根強い軍事的脅威」がなくなるまで、北朝鮮はその能力を強化し続けるだろうと言明。
一方のトーマスグリーンフィールド氏は、北朝鮮の行動は米国が攻撃をしかける可能性があるというパラノイア(偏執病)に基づいていると反論した。その上で、「米国が北朝鮮に提供したいものがあるとすれば、それは国民のための人道支援であり、国民を滅ぼすための武器ではない」と述べた。
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