フィッチ、日産自の格付けを「BB」に引き下げ アウトルック「弱含み」

格付け会社フィッチ・レーティングスは25日、日産自動車の外貨建てと円建て長期発行体デフォルト格付け(IDR)と無担保一般債務格付けを「BB+」から「BB」に格下げした。写真はバンコクで開かれたモーターショーで3月に撮影された日産車(2025年 ロイター/Chalinee Thirasupa)
Kentaro Okasaka
[東京 25日 ロイター] - 格付け会社フィッチ・レーティングスは25日、日産自動車の外貨建てと円建て長期発行体デフォルト格付け(IDR)と無担保一般債務格付けを「BB+」から「BB」に格下げした。格付アウトルックは「弱含み」とした。北米の市場環境の悪化と、米国の自動車関税によるコスト圧力の高まりを反映させた。
フィッチは、日産が在庫問題に対処するため2024年度中は稼働率を低下させており、米国の遊休設備を活用して生産をシフトする可能性があると指摘。ただ、シフトは緩やかなものとなる上、追加コストが発生するほか、米国での生産コストは高まる可能性が高く「収益性への圧力が増大するとみられる」としている。
エスピノーサ新社長の下、25年5月にも追加のコスト削減策を発表することが予想され、利益を押し上げるとみられるとしながらも、こうした施策は短期的には収益性とキャッシュフローを圧迫し、フリーキャッシュフローに正味のプラス効果をもたらすまでには少なくとも2-3年はかかるとの見方を示した。
一方、日産とホンダ、三菱自動車工業が電動化提携を維持していることは、自動車業界において比較的規模が小さく、バッテリー式電気自動車(BEV)の販売で競合他社に遅れを取っている日産にとって極めて重要だとした。
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