キャンター、SBGなどと提携へ 30億ドルの暗号資産事業で=FT

4月22日、ラトニック米商務長官の息子で、投資銀行キャンターフィッツジェラルド会長のブランドン・ラトニック氏がソフトバンクグループ(SBG)、テザー、暗号資産(仮想通貨)交換所ビットフィネックスと提携し、数十億ドル規模のビットコイン取得事業体を設立する計画だと、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が関係者の話として報じた。写真はソフトバンクのロゴ。都内で1月撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
[22日 ロイター] - ラトニック米商務長官の息子で、投資銀行キャンターフィッツジェラルド会長のブランドン・ラトニック氏がソフトバンクグループ(SBG)、テザー、暗号資産(仮想通貨)交換所ビットフィネックスと提携し、数十億ドル規模のビットコイン取得事業体を設立する計画だと、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が22日、関係者の話として報じた。
キャンター・エクイティ・パートナーズと呼ぶこの事業体は、21キャピタルという新会社を設立する。他の暗号資産投資家や取引会社から30億ドル分のビットコインを受け取るという。
報道によると、テザーが15億ドル、SBGが9億ドル、ビットフィネックスが6億ドルのビットコインをそれぞれ提供する。
数週間内にも発表される可能性が高いが、合意が成立しない可能性や数字が変わる可能性もあるという。
キャンター、SBG、テザー、ビットフィネックスはロイターのコメント要請に応じていない。