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FRB議長解任、検討されていないこと強く望む=ECB総裁
2025年04月23日(水)00時24分

ECBのラガルド総裁は、トランプ米大統領が批判を強めているパウエルFRB議長の「解任が検討されていないことを強く望む」と述べた。4月17日、フランクフルトで撮影(2025年 ロイター/Kai Pfaffenbach)
[ワシントン 22日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は22日、トランプ米大統領が批判を強めているパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の「解任が検討されていないことを強く望む」と述べた。
ラガルド総裁はCNBCとのインタビューで「私もパウエル議長も政治的圧力には慣れている。私はパウエル氏を心から尊敬している」と語った。
欧州連合(EU)と米国の貿易交渉については「対話の余地があると確信している」としつつも、「真剣な交渉が必要となる分野もあるだろう。双方にとり受け入れ可能かを見極め、どのように脆弱性に対処するか、骨の折れる真剣な作業が必要となるだろう。それは一方だけでなく、双方の問題だ」と述べた。