インタビュー:設立5年で預かり資産500億円目指す=みずほ・楽天出資のMiRaI社長

4月22日、みずほ証券と楽天証券が共同出資し、資産運用アドバイス業務を手掛けるMiRaIウェルス・パートナーズの進藤正毅社長(写真)はロイターとのインタビューで、設立から5年以内に預かり資産を500億円まで拡大する方針を明らかにした。写真は17日、都内で撮影(2025年 ロイター/Miho Uranaka)
Miho Uranaka
[東京 22日 ロイター] - みずほ証券と楽天証券が共同出資し、資産運用アドバイス業務を手掛けるMiRaIウェルス・パートナーズの進藤正毅社長はロイターとのインタビューで、設立から5年以内に預かり資産を500億円まで拡大する方針を明らかにした。
MiRaIは、みずほ証券が95%、楽天証券が5%出資して昨年4月に設立された金融商品仲介業者。進藤氏によると、トランプ米政権の関税政策を発端とする金融市場の混乱を受けて、足元では、個人からの相談件数が増加している。
特に、楽天証券の顧客の中でも数千万円規模の資金を運用するいわゆる投資上級者層の個人投資家が「自己流の運用に不安を感じ、プロに相談する動きが増えている」という。全体の相談の約7割はオンラインによる面談で、地方在住者や高齢者の利用も多い。
進藤氏は「設立から半年は苦戦した」が、みずほと楽天という知名度の高い金融機関が出資している安心感が後押しとなり、現時点で口座数は約180、預かり資産は約35億円まで増加したという。
3人でスタートしたアドバイザーを、現在5人に増員し、年間100億円超の預かり資産を新たに集めることが可能として「設立5年で500億円は、目指さなければならない数字」と語った。今後は人員体制のさらなる強化も計画している。
同社は、みずほフィナンシャルグループとの関係強化にも取り組んでいる。みずほ信託銀行とは遺言、相続、保険などの分野で連携を進めており、みずほ銀行とも現在、協業の可能性を探っているという。
同社の顧客層は40─50代が中心で6割程度を占める。楽天証券とは顧客の運用ニーズの分析を踏まえたマーケティングを実施し、資産形成を始める層への効率的なアプローチを進めている。進藤氏は今後も楽天との連携を深めていく意向を示す一方、より大きな成長のためには楽天証券以外とのビジネス展開も視野に入れていると話した。
*インタビューは17日に実施しました。
(浦中美穂、Anton Bridge)
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