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シティ、関税懸念で米国株「中立」に下げ 日本株の評価上げ
2025年04月15日(火)00時11分

シティグループは、米国株に対するスタンスを「オーバーウエート」から「ニュートラル」に下げた。写真はシティバンクのロゴ。2021年8月、ニューヨークで撮影(2025年 ロイター/Andrew Kelly)
[14日 ロイター] - 米シティグループは、米国株に対するスタンスを「オーバーウエート」から「ニュートラル」に下げ、S&P総合500種指数の今年末の目標水準を6500から5800に引き下げた。トランプ米政権の関税政策が米上場企業の収益成長に悪影響を及ぼすと予想した。
同指数の1株当たり利益(EPS)予想も270ドルから255ドルに引き下げた。
「国内総生産(GDP)とEPS両方の観点から『例外主義』の推進力が弱まりつつある。現状、関税は米国のEPSに最もマイナスの影響を与える可能性がある」と指摘した。
日本株は「アンダーウエート」から「オーバーウエート」に引き上げた。新興市場株は「ニュートラル」から「アンダーウエート」に下げた。