ソフトバンクG、過去最大の個人社債発行へ 6000億円

4月7日、ソフトバンクグループ(SBG)が6000億円の個人社債を発行することが、関東財務局に提出した訂正発行登録書で明らかになった。2017年7月、都内で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
Miho Uranaka
[東京 7日 ロイター] - ソフトバンクグループ(SBG)が6000億円の個人社債を発行することが7日、関東財務局に提出した訂正発行登録書で明らかになった。SBGはこれまでも個人社債を発行してきたが、同社の広報担当者によると、発行額は過去最大になる見込み。
広報によると、調達資金は、既発債の償還に充てるほか、2023年8月に傘下のビジョン・ファンドから英半導体設計アーム株を取得した際の未払い金の一部に充当する。アーム株取得額38億ドルは4分割で支払いを進めており、25年8月までに完了する見込み。同債の償還期限は30年5月2日で、5年債。年率3.0-3.6%を仮条件として、4月18日に条件決定する予定。
引受会社は、野村証券、大和証券、SBI証券、みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券など11社が務める。