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朝方の欧州株5.8%急落、16カ月ぶり安値 貿易戦争を懸念

2025年04月07日(月)17時00分

 4月7日朝方の欧州株式市場は16カ月ぶりの安値に急落。米政府が先週、相互関税を発表したことを受けて、景気後退(リセッション)に対する懸念が広がっている。写真は同日、フランクフルトで撮影(2025年 ロイター/Joachim Herrmann)

[7日 ロイター] - 7日朝方の欧州株式市場は16カ月ぶりの安値に急落。米政府が先週、相互関税を発表したことを受けて、景気後退(リセッション)に対する懸念が広がっている。

0722GMT(日本時間午後4時22分)時点で汎欧州のSTOXX600種指数は5.8%急落。先週末も新型コロナウイルス流行以来の大幅な下げを記録した。

貿易問題に敏感なドイツのDAX指数が6.6%急落。コメルツ銀行は10.7%安、ドイツ銀行は10%安。

防衛費増額への期待から値上がりしていた防衛株も下落。戦車メーカーのラインメタルは23.7%急落している。

市場は欧州中央銀行(ECB)の中銀預金金利が12月時点で1.70%になると予想。先週末の予想は1.75%、トランプ氏の関税発表前は1.9%だった。

ロイター
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