日経平均は続伸、米相互関税の詳細公表を控え模様眺め

4月2日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比101円39銭高の3万5725円87銭と続伸して取引を終えた。写真は2020年10月、東証で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
Fumiya Mizuno
[東京 2日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比101円39銭高の3万5725円87銭と続伸して取引を終えた。米国の相互関税の詳細公表を控えて模様眺め気分が強く、一時198円15銭安の3万5426円33銭まで下落したものの、値ごろ感からの買いが入り後半は堅調に推移した。
市場関係者の間では「相互関税の詳細がはっきりするまでは動けない上、業種により影響に濃淡が出る可能性もあり個別物色は難しい」(国内証券ストラテジスト)といった見方が広がった。
新規に売り材料が出たわけではないため、後半は戻り歩調となった。値下がり銘柄が全体の7割以上となったが、指数寄与度の大きい銘柄の一角に買い戻しが入ったことで堅調な地合いを維持した格好だ。
市場では「きょうは相互関税発表前とあって、身動きが取れなかった。発表の内容次第では、日経平均は下値の明確なサポートラインである3万5000円の攻防となる可能性がある」(野村証券・投資情報部ストラテジストの神谷和男氏)との指摘もあった。
TOPIXは0.43%安の2650.29ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.43%安の1364.06ポイントだった。プライム市場の売買代金は4兆0324億4900万円だった。
東証33業種では、値上がりはその他製品、輸送用機器など9業種、値下がりは医薬品、電気・ガス業、鉱業など24業種だった。
個別では、トヨタ自動車がしっかり。ファーストリテイリング、東京エレクトロンをはじめ半導体関連株など指数寄与度が大きい銘柄が高く、全体をリードした。半面、ソフトバンクグループはさえない。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.3%安の635.07ポイントと、下落した。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが383銘柄(23%)、値下がりは1208銘柄(73%)、変わらずは46銘柄(2%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 35725.87 101.39 35751.02 35,426.33─35,778.90
TOPIX 2650.29 -11.44 2666.7 2,630.52─2,666.70
プライム指数 1364.06 -5.88 1371.8 1,353.97─1,371.80
スタンダード指数 1258.56 -8.4 1269.41 1,256.81─1,269.67
グロース指数 817.32 -3.64 822.29 812.74─823.57
グロース250指数 635.07 -1.89 638.16 630.37─640.20
東証出来高(万株) 184820 東証売買代金(億円) 40324.49