中国中古住宅価格、3月は下落加速 新築は小幅に上昇=民間調査
[北京 1日 ロイター] - 中国の民間不動産調査会社の中国指数研究院が1日に発表した3月の国内100都市の中古住宅価格は平均で前月比0.59%下落し、下落率は2月の0.42%から拡大した。新築住宅の価格は小幅ながら上昇したものの、不動産セクターの問題の根深さがうかがえる結果となった。
同じ100都市における新築住宅価格は0.17%上昇した。
中古住宅価格は前年比では7.29%下落した。2月は7.3%の下落だった。
中国の不動産政策が「下落を食い止める」ことに重点を置いているにもかかわらず、不振は続いている。3月上旬に発表された李強首相の政府活動報告では、不動産市場を安定させるための持続的な対策の必要性が強調された。
指数研究院は、一線都市を含む大都市が下落を食い止める努力を主導する可能性が高いと指摘。その上で、大都市圏と中小都市の格差は続くかもしれないとした。
フィッチ・レーティングスは3月29日付のリサーチノートで「中国の住宅不動産市場は、最近の幾つかの回復にもかかわらず、人口動態の変化、高水準の売れ残り在庫、住宅の手に入れにくさを背景に、継続的な課題に直面する可能性がある」との認識を示した。