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インド卸売物価、2月は予想以上に加速 一部生鮮食品が値上がり

2025年03月17日(月)17時54分

3月17日、インド政府が発表した2月の卸売物価指数は前年比2.38%上昇で、1月から加速し、エコノミストの予想を上回った。アーメダバードの市場で2023年8月撮影(2025年 ロイター/Amit Dave)

[ニューデリー 17日 ロイター] - インド政府が17日発表した2月の卸売物価指数は前年比2.38%上昇で、1月から加速し、エコノミストの予想を上回った。食品全体の値上がりは緩和したが、一部生鮮食品が上昇したほか、燃料価格の下落ペースが鈍化した。

1月は2.31%上昇、ロイターがまとめたエコノミストの予想は2.36%上昇だった。

食品は5.94%上昇で1月(7.47%上昇)から鈍化。野菜は前月の8.35%上昇から5.80%の下落に転じたが、ジャガイモ、タマネギ、果物は21─48%に上昇が加速した。穀物は6.77%上昇で1月(7.33%上昇)から鈍化した。

燃料・電力価格は0.71%下落。1月は2.78%下落だった。

卸売物価指数の約64%を占める製造品価格は2.86%上昇。1月は2.51%上昇だった。

先週発表された2月の消費者物価指数(CPI)は前年比3.61%上昇で、半年ぶりに4%の節目を割り込み、昨年7月以来の低い伸びだった。

ロイター
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