ゴールドマン・サックスCEO、今年のIPO増加を予想=報道

3月12日、米金融大手ゴールドマン・サックスのデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO、写真)は、FOXビジネスのインタビューで「新規株式公開(IPO)は過去数年間低調だったが、今年は仕掛かり案件が以前より多いため、(上場達成の件数が)増加すると期待している」と述べた。3月4日、シドニーで撮影(2025年 ロイター/Christine Chen)
[ニューヨーク 12日 ロイター] - 米金融大手ゴールドマン・サックスのデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は12日、FOXビジネスのインタビューで「新規株式公開(IPO)は過去数年間低調だったが、今年は仕掛かり案件が以前より多いため、(上場達成の件数が)増加すると期待している」と述べた。
同CEOによると、現時点では先行き不透明感が若干強いことから、一部の案件が様子見となっている。ただ「特に金融規制面で具体的な動きがあれば、アニマルスピリッツ(企業や投資家の積極姿勢)が一段と勢いを増す可能性がある」と述べた。
米金融業界の経営幹部らはトランプ大統領の政策運営が企業寄りとして歓迎しており、過去数カ月間の投資銀行業務が活発化している。