小売業販売額1月は前年比3.9%増、燃料・医薬伸びる=経産省
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2月28日、経済産業省が28日に発表した1月の商業動態統計速報によると、小売業販売額(全店ベース)は前年比3.9%増の13兆6230億円だった。写真は、スーパーの店頭。2024年2月、東京で撮影(2025年 ロイター/Tim Kelly)
[東京 28日 ロイター] - 経済産業省が28日に発表した1月の商業動態統計速報によると、小売業販売額(全店ベース)は前年比3.9%増の13兆6230億円だった。ロイターの事前予測調査では4.0%増が予想されていた。ガソリン価格上昇が押し上げたとみられるほか、ドラッグストアなどの販売増加が寄与した。
業種別の前年比はガソリンスタンドなどの燃料小売が8.7%増、ネット通販など無店舗小売が8.0%増、自動車が5.9%増、医薬品・化粧品が4.9%増、家電などの機械器具が2.8%増、織物・衣服が1.0%増、飲食料品が0.9%増だった。
業態別の前年比は、ドラッグストアが6.2%増と大きく伸びた。調剤医薬品、化粧品、食品のいずれも伸びた。このほか、家電大型専門店が5.0%増、百貨店が4.4%増、スーパーが4.1%増、コンビニエンスストアが4.1%増、ホームセンターが0.6%増だった。