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米GM、25%増配と新規自社株買い計画発表

2025年02月27日(木)02時26分

米ゼネラル・モーターズ(GM)は26日、1株当たりの四半期配当の25%増額や、新たに60億ドル相当の自社株買い計画を発表した。電気自動車(EV)のラインアップ強化に向けた投資を続ける中、健全な財務を保ちつつ、余剰資金を還元して株主価値を高めることを目指している。2021年3月撮影(2025年 ロイター/Rebecca Cook)

Kalea Hall

[デトロイト 26日 ロイター] - 米ゼネラル・モーターズ(GM)は26日、1株当たりの四半期配当の25%増額や、新たに60億ドル相当の自社株買い計画を発表した。電気自動車(EV)のラインアップ強化に向けた投資を続ける中、健全な財務を保ちつつ、余剰資金を還元して株主価値を高めることを目指している。

1株当たりの四半期配当は0.15ドルとし、0.12ドルから引き上げる。2025年4月に控える次回配当から適用する。自社株買い計画は、6月までに20億ドル相当を買い戻し、残りは株価の動向などを見ながら判断する。

GMは23年11月に増配と100億ドルの自社株買い計画を発表した。24年第4・四半期(24年10─12月期)にこの計画に基づく自社株買いを完了し、計約8700万株を公開市場で買い戻したと公表した。発行済み株式数は9億9500万株となり、株式数を10億株未満まで削減するという目標は達成した。

24年6月にも60億ドルの自社株買いを承認しているが、うち3億ドルは未処理となっている。

GMのポール・ジェイコブソン最高財務責任者(CFO)は25年1月に開いた決算説明会で「今後も余剰資金の株主還元を続け、株式数をさらに減らしていく方針だ」と述べていた。

ロイター
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