米製造業新規受注、12月は前月比0.9%減 航空機低迷続く

米商務省が4日発表した12月の製造業新規受注は前月比0.9%減となった。2019年6月撮影(2025年 ロイター/Kamil Krzaczynski)
[ワシントン 4日 ロイター] - 米商務省が4日発表した12月の製造業新規受注は前月比0.9%減となった。民間航空機の需要低迷が続いている。ロイターがまとめたエコノミスト予想は0.7%減だった。
11月は0.8%減と、当初発表の0.4%減から下方改定された。
12月は前年同月比では横ばいだった。
12月の民間航空機受注は45.7%減少し、輸送機器受注の7.4%減少に寄与した。輸送機器を除く受注は0.3%増加した。
企業の設備投資計画の指標とされる航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の受注は0.4%増加した。当初発表の0.5%増から下方修正された。
コア資本財の出荷は0.5%増となった。前回発表は0.6%増だった。
非防衛資本財の受注は7.9%減。前回発表は7.8%減だった。出荷は3.4%増加した。前回発表は3.5%増だった。