次期米財務長官候補、ラトニック氏とベッセント氏有力=関係筋
トランプ次期米政権の財務長官候補として、キャンター・フィッツジェラルド最高経営責任者(CEO)のハワード・ラトニック氏が投資家のスコット・ベッセント氏とともに有力候補に浮上していることが分かった。写真は10月27日、ニューヨークで開催されたトランプ氏の選挙キャンペーンで話すラトニック氏(2024年 ロイター/Andrew Kelly)
Svea Herbst-Bayliss Alexandra Ulmer
[13日 ロイター] - トランプ次期米政権の財務長官候補として、キャンター・フィッツジェラルド最高経営責任者(CEO)のハワード・ラトニック氏が投資家のスコット・ベッセント氏とともに有力候補に浮上していることが分かった。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。
ラトニック氏はトランプ氏と長年の親交があり、政権移行チームの共同委員長も務める。関係者によると、トランプ氏側近のうち影響力を持つ少なくとも1人が財務長官ポストに推している。
ベッセント氏も引き続き有力候補に残っており、財務長官選びは現段階でこの2人に絞られているようだが、他の有力候補が浮上する可能性もあるという。
メディアではこのほか、FOXビジネス・ネットワークのパーソナリティでトランプ氏のアドバイザーであるラリー・クドロー氏、ジェイ・クレイトン前米証券取引委員会(SEC)委員長らの名前も挙がっている。