ニュース速報
ビジネス

マツダ、今期営業益予想2000億円に下方修正 日本などで販売減

2024年11月07日(木)13時23分

 マツダは7日、2025年3月期通期の業績予想を下方修正したと発表した。営業利益は前期比20.2%減の2000億円(従来予想2700億円)を見込む。写真は同社のロゴ。仏ボルドー近郊で2019年4月撮影(2024年 ロイター/Regis Duvignau)

Shiho Tanaka

[東京 7日 ロイター] - マツダは7日、2025年3月期通期の業績予想を下方修正したと発表した。営業利益は前期比20.2%減の2000億円(従来予想2700億円)を見込む。主力市場の北米での販売は好調だが、日本やその他市場での販売減などを反映させた。会社予想は、IBESがまとめたアナリスト14人による事前予想の平均値2459億円を下回っている。

売上高予想は同3.6%増の5兆円(従来5兆3500億円)、純利益は同32.6%減の1400億円(1500億円)にそれぞれ引き下げた。

通期のグローバル販売台数の見通しも、従来の140万台から135万台に下方修正した。

通期の前提となる為替レートは、1ドル=149円(従来150円)、1=ユーロ163円(同162円)に見直した。

これまで未定としていた25年3月期期末の配当予想は1株30円とし、年間配当金は55円となる見込み。前期は中間期25円、期末35円(特別配当5円含む)、年間60円だった。

4─9月期中間期の業績は営業利益が前年比20.5%減の1030億円、売上高が3.3%増の2兆3939億円、純利益は67.3%減の353億円だった。

同社は当初、7日午後3時半に決算を開示する予定だったが、誤って6日の昼前後に会社のウェブサイトに関連資料が掲載されたため、公表時間を早めた。

**会社発表の決算要旨は以下でご覧いただけます。

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120241101510098.pdf

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

韓国大統領がトランプ氏と電話会談、安全保障や経済な

ビジネス

中国人民銀、景気支援する金融政策継続へ 総裁が表明

ビジネス

9月実質賃金2カ月連続マイナス、物価上昇鈍化も所定

ビジネス

ブラックストーンがリテール・オポチュニティを非公開
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:米大統領選と日本経済
特集:米大統領選と日本経済
2024年11月 5日/2024年11月12日号(10/29発売)

トランプ vs ハリスの結果次第で日本の金利・為替・景気はここまで変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウクライナ軍と北朝鮮兵が初交戦
  • 2
    「ダンスする銀河」「宙に浮かぶ魔女の横顔」NASAが今週公開した「不気味で美しい」画像8選
  • 3
    米大統領選挙の「選挙人制度」は世界の笑い者── どうして始まりなぜ変えられないのか?
  • 4
    予算オーバー、目的地に届かず中断...イギリス高速鉄…
  • 5
    【クイズ】次のうち、和製英語「ではない」ものはど…
  • 6
    どちらが勝っても日本に「逆風」か...トランプvsハリ…
  • 7
    「家族は見た目も、心も冷たい」と語る、ヘンリー王…
  • 8
    【読解力を高める】オーディオブックの意外な効用...…
  • 9
    ネアンデルタール人「絶滅」の理由「2集団が互いに無…
  • 10
    投票日直前、トランプの選挙集会に異変! 聴衆が激…
  • 1
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウクライナ軍と北朝鮮兵が初交戦
  • 2
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大人気」の動物、フィンランドで撮影に成功
  • 3
    予算オーバー、目的地に届かず中断...イギリス高速鉄道計画が迷走中
  • 4
    日本で「粉飾倒産」する企業が増えている理由...今後…
  • 5
    「家族は見た目も、心も冷たい」と語る、ヘンリー王…
  • 6
    脱北者約200人がウクライナ義勇軍に参加を希望 全員…
  • 7
    投票日直前、トランプの選挙集会に異変! 聴衆が激…
  • 8
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴…
  • 9
    「常軌を逸している」 トランプ、選挙集会で見せた「…
  • 10
    幻のドレス再び? 「青と黒」「白と金」論争に終止符…
  • 1
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロリダ上陸、「避難しなければ死ぬ」レベル
  • 2
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 3
    秋の夜長に...「紫金山・アトラス彗星」が8万年ぶりに大接近、肉眼でも観測可能
  • 4
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の…
  • 5
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 6
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
  • 7
    大破した車の写真も...FPVドローンから逃げるロシア…
  • 8
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴…
  • 9
    予算オーバー、目的地に届かず中断...イギリス高速鉄…
  • 10
    エジプト「叫ぶ女性ミイラ」の謎解明...最新技術が明…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中